ある女性は20年以上前に若年性白内障の手術をしました。その時のの体験談です。
当時でさえも手術は30分ほどで終わりとても短時間でした。
担当医は女性で東京大学出身の名医でした。後でわかったのですが、眼科医の中では名医としてとても有名でどの眼科医が見ても手術跡はすばらしくきれいだったようです。
とても有り難く思っております。
手術前に肩に筋肉注射をしました。この注射が一番痛かったようです。注射のあと手術室の台にのせられて手術の始まりです。
健康な左目は覆われて白内障の手術をする右目だけが周りの光を感じます。
実際に右目はほとんど白濁していたので周りの様子はわかりません。自分の心臓の音がドンドンとどこからか聞こえてきます。
「緊張しなくて大丈夫だからね」
という医師のテキパキとしたいつもの声がして、少し落ち着きましたが、同時に手の甲と目の周り3箇所と眼球に麻酔の注射針のチクッという感じがして心臓の音が急に早くなったのを覚えています。
でも痛みはそれほどありません。
何をするんだろうか?という未知への恐怖心だけです。怖かったけれどすぐに終りました。
金属製の眼帯をして部屋に戻りました。はっきり覚えていないのですが5日ほどで眼帯が取れました。
初めて右目で診察室を見たときなんてきれいで広々として見えるんだろうと思ったそうです。視野が広くなったおかげで気持ちも明るくなり、今まで人生の半分を損していたような気持ちになりました。
もっと早く白内障の手術を受けておけばよかったとさえ思ったそうです。
その後20年以上3〜4ヶ月に一度は受診しなくてはなりませんでしたが、そんなことはたいした事ではありません。
若いときにいろいろな物を見ることができて本当によかったとおもっています。
いつも見ている景色ひとつとってみてもまるで違って見えるんです。とても感激しました。
白内障の手術を受けた方の体験談でした。
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2008年05月24日
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